2007.02.16 23:28

ライラエル―氷の迷宮〈上〉 ライラエル―氷の迷宮〈上〉
ガース ニクス (2006/11)
主婦の友社
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第1部の「サブリエル」が、なかなか読み進めなかったので、続きの巻は「いつか読もう」と思っていたのですが、本屋サンで文庫版を見つけたので購入。
進まなかった「サブリエル」に対して、「ライラエル」は驚く程読み進め、本当に出会えて良かった作品になりました。

なんと言っても、“不評の犬”の存在がすごく大きくて、ライラエルも一人前のクレアになれなくて苦悩している所からすごく感情移入できたし、サムもニックも愛すべき人物です。
(もちろん、大人になったサブリエル、タッチストーン、モゲットの存在も外せません。今回も怪しい動きをするモゲット!)

アブホーセン―聖賢の絆〈下〉 アブホーセン―聖賢の絆〈下〉
ガース ニクス (2006/12)
主婦の友社
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タイトルを見た時、「アブホーセン」は、また別のお話だと思っていたのですが、「ライラエル」の続きのお話。
自分は“アブホーセン”だと知り、迷いながらも、殲滅者に立ち向かわなければならない重大な責任感を背負い戦うライラエルは本当に魅力的で、そして、ライラエルをサポートする不評の犬とサムが、私にもどれだけ心強かった事か。
全てを殲滅に追い込む“殲滅者”の存在、そして“ヘッジ”、“仮面のクロール”、たくさんの死霊の存在も、このお話を存分に面白くしてくれているし、時間の問題にもハラハラして、ラストでは、不評の犬に涙する。(ついに、犬と猫の謎も分かってしまうのだよ!ふふ)
モゲットの「生きていたいからさ。魚に鳥、太陽、月、すべて−」という言葉が、この本の一番の核であり、それをモゲットに言わせる所なんて、ガースさん憎いですね〜。(このシーンで、モゲットが大好きになった)
最後の方は、もう切なくて、切なくて、仕方がなかったけれど、エピローグで区切りがついて、余韻を残して終わる所も憎いですね〜。
いや、この本、去年から読んだ本の中で一番良かった作品になってしまいました。
「ハリポタ」の下巻もすごかったけど、「ライラエル」の方が後を引いちゃいますね。
これから、もう一度「サブリエル」を読み返します。
評価星は、当然★5つです。

ちょっとケチをつければ、死を覚悟して剣を振るったライラエルが「助けて」というシーンかな。
あそこはやっぱ「助けて」と言わないで、不評の犬自らが助けて欲しかったな〜。

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